[　幼きコゲの思ひで　］

コゲが我が家にやってくる

前の晩の事は

日曜日だった

一日中ものすごいどしゃぶりの雨が

夜まで続いてた


次の日の朝

友人の会社の片隅に

ショベショベに弱った

黒い子猫がいて

友人がすぐに病院につれていった

目の病気を持っているようで

両目が目ヤニで開いていなかったそうだ。



ネコをすでに飼っている友人は

先猫に病気を移す可能性が出ると医者に言われ

預かる事ができず困り果てたとき


偶然友人に電話をしたワタシが

飼い主がみつかる迄預かる事に。


その時友人がすでに

この黒猫を「コゲ」と名付けていたので

黒猫は『コゲ（仮）』に。



我が家に保護されて2日目のコゲ（仮）。




おそらく生後1ヶ月半～2ヶ月ぐらいかな


膝の上でバク睡。



ずっと膝の上に登りたがる。


自宅が仕事場といえども

ずっと膝は身動きがとれないので

バスタオルを駆使して

コゲとひとときも離れず一日を過ごす




きっと

親猫とはぐれて

雨に濡れて

ずっと寂しかったんだろうな




目は開くようになったけど

目の白い膜が目の半分を占めていて

左右の目が

あっちとこっち状態



この人なつっこい性格をわかってくれたら

きっと


飼ってくれる人はいると思うけど……


この顔じゃあなぁ…


写真じゃ不利だなぁ…



かわいいんだけど。




結局


飼い主が見つけられず


4日目

友人の友人が引取る事になった。




よくある話ですが

4日間でコゲは我が家の一員になってしまったようで


結局、次の日には迷惑承知で

連れ戻してしまいました。



その後、

ぶさいくでも

オマエはかわいいぞ！コゲ！

と励ましてたら


目が少しづつ直ってきて…






実は割と美人さんだった事が判明。



今はすっかり回復しました。




これが

コゲと我が家の出会いのおはなし。



by コゲ母



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